PROCESS of SAKE
日本酒のできるまで
1 心白と呼ばれる、米の中心の白い部分の大きな米(酒造米)を使用し、精米機にかける。たとえば吟醸酒の場合なら40%以上削る。
2 洗米・浸漬を経て米を蒸す(蒸米)。蒸米は、麹用と酒母造り用に分けられ、作業が始まる。
3 麹と、酵母を加えた酒母の作用により、糖化、アルコール発酵が進み(併行複発酵)、もろみが出来上がる。
4 このもろみを絞り(上槽)、清酒と酒粕に分ける。
5 絞った新酒はおりを除き、ろ過機にかけられ調合される(生酒)。
6 65度ぐらいの熱を加え(火入れ)、酵素の働きを止め品質を安定させる。残っている微生物はここで死滅する。
7 火入れした清酒は、半年から1年の間貯蔵し、熟成させる。その後、味が調整される。
8 熟成を終え、アルコール濃度や香りの調整を行ない、再び65度ほどで低温加熱殺菌の処理をしてから瓶詰される。
9 新酒の若々しさが、まろやかな深みのある香味に変わり、出荷される。

図説

作業工程
玄米 精米 水洗い 蒸し米作業 麹つくり
玄米 → 精米 → 米洗い → 蒸し米作業 → 麹つくり →
酒母つくり 本仕込み 搾り 貯蔵 壜詰 製品
酒母つくり → 本仕込み → 搾り → 貯蔵 → 壜詰 → 製品

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